物件にはさまざまな種類があり、一般の方にとって難しい分野でしょう。しかし、物件の購入を考えている方でしたら専門的な知識を身につける必要があります。こういった物件の中に競売物件がありますが、これはどういった物件なのでしょうか。
競売物件とは裁判所によって差し押さえられて売りに出されている物件で、競売という方法で販売が行われています。持ち主が債務を履行しない場合に物件が競売に出され、民事執行法に基づいているのです。そのため、一般的な物件は宅地建物取引業法に基づいていますが、競売物件はそこに含まれていません。こういった物件にはいくつかの特徴があります。
何よりも大きい特徴は、入札によって買い手が決まるということでしょう。この入札期間は1週間から1ヶ月という短い期間になっていますので、一般的な物件のように慎重に選ぶ時間がありません。そのため、個人で競売に参加しようと考えているのであれば、短期間というリスクを考えましょう。そのほかに、競売物件は内覧をすることが出来ない、瑕疵担保責任など売り手の責任が存在しない、などの特徴があるのです。
しかし、これだけの説明で競売物件に手を出すことは危険です。いくら競売物件だったとしても物件のひとつですので、人生において最も高額な買い物と言えるでしょう。そのため、こちらには競売物件のメリットとデメリットを集めました。競売物件に興味のあるかたはこちらの情報をチェックしておきましょう。